ブログ|予防法務ガイド– category –
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自筆証書遺言の書き方と長所・短所
自筆証書遺言の長所・短所は 長所としては、誰にも知られずに作成・修正ができる点が挙げられます。特段、作成するための費用もかかりません。他方、短所としては、形式不備により遺言の有効性につき争いが生じたり、また、形式的有効要件は満たしているに... -
【法務】契約書|表題(タイトル)と内容は合致していますか?
次のような契約書の例を確認してみましょう。 この契約書だと、表題(タイトル)は「売買契約書」となっていますが、第1条と第2条を読むと「委託する」「業務委託料として〜」という内容になっております。これだと表題は「売買契約」としていながらも、内... -
【法務】契約書|安易に「協議する」は危険?
契約書の中で、「協議する」と言う条項が頻繁に使われているのを多く見受けられます。当事者にとって、ビジネスチャンスが大枠に合意に達したので、一刻も早く契約締結したい。という気持ちはよくわかります。また、問題を詰めて議論すると話が壊れるかも... -
【法務】契約書|法律用語は正確ですか?
契約書は後々の紛争を予防するためのものであるため、契約書の中で使用する法律用語は正確に使用しなければなりません。法律用語は不正確だと、条文の意味が全く異なってしまうおそれがあります。その結果、せっかく契約を作成したにも関わらず、不正確な... -
【法務】契約書|リーガルチェックはなぜ必要?
リーガルチェックをしないとどうなるのか? 「リーガルチェックを法律家に頼む費用がもったいない」「今まで大丈夫だったから問題ない」と思う方もいらっしゃると思います。しかし、実際は、事業が発展するにつれ取引件数も増え、リスクを放置したまま契約... -
【法務】契約書は何のために作成するの?
口約束でも契約成立 法律上、多くの契約は当事者の合意だけで成立します。契約の成立には、原則として、書面を作る必要は実はないんです。(民法522条2項)当事者が物を売った、買った、と口約束すれば、売買契約書を作らなくてもそれで売買契約は成立しま... -
契約書|「および」と「または」は区別されていますか?
契約書でよく見かける「甲および乙」と「甲または乙」。この意味をしっかり理解し区別して使用していますでしょうか?よく使われるものでありますが、意外と正確な認識をしていなく、誤った書き方をしてしまい将来の紛争の原因になってしまう。なんて事も... -
法務|契約書の見るべきポイント
契約書には多くの条文が並んでいます。条文が少ないものでも10個くらいはあると思います。条文が多いものだと40〜50程もあります。。これらの条文が並んだ契約書のチェックはとても大変で、時間と労力もかかりますよね。 実は、契約書には「超重要条文」と... -
【法務】契約書|曖昧な表現はされていませんか?
契約書を作成する大きな目的は「後々の紛争を予防するため」です。また、いざ紛争に発展した場合の解決の指針とするためのものでもあります。なので曖昧な表現はかえって紛争の火種となってしまう可能性があるため注意が必要です。 複数の解釈が可能な表現... -
契約書「当事者」は正確に書かれていますか?
契約書において、契約書の当事者となる人の名前(名称)は正しく明記されてますでしょうか?契約の効力は、契約当事者に及びます。契約した当事者がその効力に拘束されるのです。逆に契約当事者ではない人には効力は及ばないという事になります。 契約当事...
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